「黄土よもぎ蒸し」とは


「黄土よもぎ蒸し」とは約600年前から韓国で、産後の肥立ちが良くなると出産後の女性、妊娠中の女性などに特に行われてきた民間療法で、「黄土」の土で焼いた中央に穴が開いた椅子の中にヨモギを置き、煮立たせたところに腰掛け直接吸収率の高い部分

から吸収させていく方法です。

 

韓国では昔「黄土」の土で家を建てており、特に煮炊きを行う窯は黄土で造り女性達が食事を作っていました。

薬草の産地でもある韓国で、この窯を使い日々煮炊きを行っている(主に薬草など)女性達の産後の回復が比較的早いという事から国内で黄土がとても注目され広がって行きました。

 

元々黄土は「無病長寿の薬」とも言われ、粉子が非常に細かく多孔質のため酸素や酵素を多量に含んでおり「解毒作用」が高く

マイナスイオンも森林浴の約100倍と言われるくらい浄化力に優れている土です。

昔は「薬土」として黄土で濾過した水を飲んだり、海洋除染などにも使用されていました。

 

黄土には他にも「遠赤外線作用」や「殺菌・抗菌」「解毒作用」など様々な特徴があり人体に非常に有益に働きます。

《黄土の特徴》

1.解毒作用

   たくさん含まれている酵素により毒素の排泄を高めます。

 

2.殺菌・抗菌・浄化作用

   浄化作用が働き常に衛生的に利用可能。

 

3.遠赤外線作用

   多孔質の為、血行促進・代謝促進

 

4.体内をアルカリ化 

    マイナスイオン効果で酸性に傾いた体質を調整。

 

5.温度調節

    表面の多孔質構造により空気を出し入れし温度を調節する。

そのような優れた「黄土」で造られた椅子を使い、更に人体に有益な「ヨモギ」を煮てそのスチームを浴びると言う韓国発祥の

「黄土よもぎ蒸し」はヨモギなどの薬草成分を黄土の効果も相まって、さらに効果的に活用できる物として活用されています。

 

時代も変わり韓国の建築文化も変化し、昨今では黄土で造られた韓家が少なくなり様々な病気を引き起こす人が増えたことから

その要因の一つは「黄土」を使った建築物が減ったからではないかと言われています。

そのことから韓国では近年、クロス(壁紙)に黄土を含んだものが大変人気でリフォームの際にこのクロスを選ぶ人が増え、また

最近の「韓国カフェ人気」もあり、黄土で造られていた韓家を利用したカフェや、壁が黄土で作られたジムなどが人気だそうです。

 

大変有益な「黄土」と「ヨモギ」の効果を最大限に活用する「黄土よもぎ蒸し」沢山の方に体感して頂きたいと願っております。